スピッツ族の中でももっとも小型に分類されているのがポメラニアンです。
現在、ポメラニアンの標準的な体高はオス・メスともに20〜25cm程度。
体重は1.8〜3.2s程度となっています。
もとは体重10kgを超える大型のスピッツで、
ドイツで飼育犬として小型化されたことによって誕生しました。
かつてイギリスのビクトリア女王が飼育していたことでも知られており、
それによって世界的に知られるようになりました。
ただ当時はまだ現在のような小型な犬ではなかったそうです。
現在でも原産地ドイツでは「小型スピッツ」と呼ばれているそうです。
ポメラニアンという名称はこの犬種が多く飼育されていた
北ドイツのポメラニア地方が由来となっています。
丸い頭の形や首の周りの被毛が特徴のポメラニアン。
そのかわいらしい姿が高い人気を集めています。
抱き心地のよさや手ごろなサイズはとくに女性の間で人気が高く、
ペットして飼う人が多いようです。
利口でしつけやすい点も人気の秘密です。
ジャパンケンネルクラブの登録数では
2008年のデータで2万407頭が登録されています。
これは全犬種の中でも第4番目のランクとなっています。
なお、寿命は平均15年程度です。
とくに日本では人気が高く、早くから飼育がされていました。
現在でも飼育犬、愛玩犬の代表格として世間的にイメージされているようです。
今後も多くの人から愛され、飼われ続けることでしょう。
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
ポメラニアンの性格の中でももっとも特徴的なのは「よく吠えること」です。
もともと番犬として活用されていたスピッツの性格が残っているのでしょう。
番犬として役立ってくれる半面、しつけが難しいという面もあります。
また、神経質な面もあり、見知らぬ人に対して警戒心を露にしたり、
他の犬に対して攻撃になるケースもあります。
そのため外で遊ばせる機会や、他の犬と接する機会をもたないと
人見知りの激しい性格になってしまいがちです。
その反面、飼い主に対しては従順で愛情深く接してくれます。
忠誠心も強く、勇敢な面もあります。
利口なのでしつけもしやすく、飼いやすい犬種であることも人気の要因といえます。
また非常に活発で運動好き。好奇心も強いので外遊びが大好きです。
小さい体には似合わない豊かなエネルギーを持っています。
ただ興奮しやすい面もあるため、
接している時に興奮のあまり噛まれてしまうということもあります。
吠え癖とあわせてこの辺は子犬の頃からしっかりとしつけておく必要があるでしょう。
ポメラニアンは総合的には接しやすく、しつけやすい犬種といえます。
しつけさえしっかり行えば勇敢で愛情深い魅力的なペットとなってくれるでしょう。
トイプードル
チワワ
ダックスフンド
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
愛らしい外見が魅力のポメラニアン。
小型犬の中でもとりわけ人気の高い犬種です。
その外見の特徴はまずなんといっても体毛でしょう。
フワフワしたボリュームたっぷりの体毛、そしてそれがもたらす丸っこい体型。
誰が見てもポメラニアンとわかる個性があり、
多くの人に「かわいい」と思わせる魅力があります。
その被毛はダブルコートと言われている二重構造となっています。
表面の粗くて長い直毛と、その下に密生した柔らかい毛が生えています。
これがあの独特の抱き心地をもたらしているのです。
また被毛のボリュームのために実際の体高、体重以上に大きく見えます。
耳が小さく直立しているのもポメラニアンならではの特徴でしょう。
キツネのような尖ったこの耳は物音や興味、
感情によってあちこち動くため気持ちを読み取る材料にもなります。
尾はくるくると巻かれています。
これは品種改良の元となったスピッツと同じ特徴を持っています。
胴が短く、ずんぐりとした体型もかわいらしさを感じさせます。
小さな目や鼻もこの犬種ならではの魅力でしょう。
かわいらしさだけでなく気品と優雅さを感じさせるのもポメラニアンの特徴。
ヴィクトリア女王に愛されたのも納得です。
女性の間で人気が高いといわれるのもこれら外見の特徴によるものなのでしょう。
マルチーズ
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
ダブルコートのポメラニアン。
ボリュームたっぷりの被毛がなんといっても魅力ですが、
毛色も重要なポイントです。
現在、ジャパンケンネル協会では13種類の毛色を公認のものとして認めています。
ポメラニアンのカラーとして公認されているのは
オレンジ、ホワイト、クリーム、ブラウン、ブラック、ブルー、チョコレート、
ビーバー、レッド、オレンジ・セーブル、ウルフ・セーブル、
ブラック・タン、パーティーカラーです。
そのほか、「ミスカラー」という名称で数種類のカラーが知られています。
ブルー・マール、プルー・マール&タン、チョコレート・マール、
イザベラ・マール、オレンジ・マール、オレンジ・セーブル・マール、
ウルフ・セーブル・マールなどです。
もともとポメラニアンはホワイトが基本のカラーとなっていました。
もともとのスピッツがホワイトだったからです。
その後クリーム色やセーブル系が登場、
さらにオレンジ色などが品種改良によって登場しました。
現在ではオレンジがもっとも人気が高いカラーとして知られています。
なお、ポメラニアンは成長過程によって毛色を変化させる犬種として知られています。
一生の間に7回ほど変化するとも言われており、
とくにオレンジやクリームは変化が激しく、
子犬の頃と成犬の時期とで大きく異なる場合があります。
ボーダーコリー
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー